過敏性腸症候群かも?と思ったら何科に行くべきか病院のかかり方
まずは近所の消化器内科・胃腸科へ行きましょう。近所になければ普通の内科でも構いません。
慢性的に続く下痢や便秘、腹痛が過敏性腸症候群以外の病気ではないかを調べるのが重要です。
危険な兆候がある場合や、医師が精密検査を必要と考えた場合は大きな病院を紹介されます。
いきなり大きな病院へ行くのはお金・時間の面からおすすめしません。
また、心理的な影響が大きいと判断された場合は、心療内科を紹介されることもあります。
病院のかかりかたのコツ
ここからは私が見聞きしてきた情報を書いていきます。
ガス型だけの症状は心療内科という手も
過敏性腸症候群「ガス型」という症状があります。
- おならが漏れる
- 常にくさく感じる
- 人にクサイと言われる
- おならが気になってしょうがない
このような症状が主で、下痢や便秘はほとんどないという方は最初に心療内科へ行く方法もあります。
元々、過敏性腸症候群は下痢・便秘・腹痛が主な症状でありガス症状は重要視されていません。
その状況で内科へ行くと過敏性腸症候群とは言われず「あの先生は何もわかっていない!」と残念な結果に終わることがあります。
ガス型は下痢や便秘よりも心理的な影響が大きいため、内科の薬で効果が出ない場合は心療内科も検討しましょう。
自分から病名を言わないほうがいい
病名をつける(診断する)という行為は医師にしかゆるされていません。
過敏性腸症候群かもと思い病院へ行くと「私は過敏性腸症候群だと思います!」と言いたくなりますが、グッとこらえましょう。
医師が一番知りたいのはあなたがどんな症状に困っているか、ということです。その上で診断し、適切な薬が処方されます。
医師に症状について質問されたら、実際にある症状を素直に伝えるだけで大丈夫。
良好な関係を築くための、一つの作法です。
婦人科へ通院中なら相談してみよう
女性の場合、過敏性腸症候群とは関係ない症状で婦人科へ通院している人も多いと思います。
そんな人は、かかりつけの病院で相談してみましょう。
医師はこれまでの症状や薬を把握しているため、考慮した薬を処方してもらえます。
また、過敏性腸症候群に詳しい先生を紹介してもらえる場合もあります。
病名は言われないことが多い
医師によりますが、過敏性腸症候群のような病気の場合、病名を言われないことは多くあります。